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「紋面」保有者の女性が死去 存命4人に 台湾先住民の伝統文化
「紋面」保有者の女性が死去 存命4人に 台湾先住民の伝統文化
日付:
2018-01-19

台湾の先住民に伝わる「紋面」の保有者、簡玉英さんが1月16日、亡くなりました。台湾全土で存命している紋面保有者は4人になりました。

簡さんはタイヤル族で、北部・苗栗県泰安郷の集落に暮らしていました。100歳を超えていながらも健康状態はこれまで良好でした。しかし、同月初めには風邪を患って入院しました。

紋面とは、顔に施した入れ墨のことです。かつて、タイヤル族やセデック族、タロコ族にとって重要な文化で、栄光の象徴とされました。女性の紋面は織布などの能力を有し、結婚する資格があることを意味するそうです。しかし、日本統治時代に禁止され、伝統は次第に失われていきました。存命する保有者は高齢化しているため、関連記録の保存が急がれています。 

現時点で存命する紋面保有者は、苗栗県のタイヤル族1人と東部・花蓮県のタロコ族2人、セデック族1人です。 

苗栗県と花蓮県は「紋面伝統」を無形文化財に指定し、紋面保有者を無形文化財の保持者に認定しています。また、文化部(文化省)文化資産局は両県と共同で2016年から紋面文化保護の取り組みを進めています。

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