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リン・チャン、映画音楽の魅力を東京で紹介=台湾文化センターでイベント
日付:
2017-09-01

音楽家のリン・チャン(林強)氏が9月2日、東京都の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターでトークイベントを行い、これまでのサウンドトラック制作のエピソードなどを紹介しました。

リン氏は台湾を代表する映画音楽作曲家です。これまでホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の「憂鬱な楽園」(南国再見、南国)や「ミレニアム・マンボ」(千禧曼波)、「黒衣の刺客」(刺客聶隠娘)などをはじめ、多数の作品のサウンドトラック制作を担当してきました。2015年にはカンヌ国際映画祭でサウンドトラック賞を獲得。台湾の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)でもオリジナル映画音楽賞を過去複数回受賞しています。

「専門教育を受けたわけでもないわたしに多くの監督からオファーがあるのは、とても興味深い」と語ったリン氏。これらの監督はハリウッド式のオーケストラ演奏をあえて使わず、新しさを欲しているのではないかと分析し、「そうであるからこそ、わたしのような映画音楽に携わる人に機会が生まれ、絶えずこのような監督と仕事ができるのかもしれない」と話しました。 

また、最もコラボレーションしたい日本の音楽家や映画監督について聞かれると、音楽家の坂本龍一氏の名を出しながらも、リン氏は「ありえない」と一言。その理由について、坂本氏の国際的な知名度の高さに触れ、「わたしたちはまだ国際的とまではいかないですから」と謙遜していました。そして、機会があれば少なくとも会って握手をしてもらい、「エネルギーを私に送ってもらえれば」と笑顔で語りました。

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