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白色テロの台湾巡回展、高雄からスタート 被害者の物語などを紹介
日付:
2017-08-28

白色テロに関する特別展が22日、南部・高雄市の鳳山招待所で始まりました。政治犯が取り締まられた過程を主軸としながら、地元の被害者やその家族の物語などを紹介しています。 展示は今後、政治犯が収容された緑島人権文化園区(台東県)など6県市の会場でも順次行われます。

台湾では、1949年から38年にわたって戒厳令が敷かれ、国民党政権によって不当逮捕や言論弾圧などが行われてきました。政府は現在、過去の人権侵害とその結果にどう対応すべきかを再考する「移行期の正義」の取り組みを進めています。

今回の巡回展は国家人権博物館準備処が主催するものです。2014~2015年に行われた研究の成果に基づいて企画されました。高雄の会場となった鳳山招待所では、白色テロの時代、政府機関によって不当な逮捕や監禁、非人道的な拷問などが行われました。 当時人権侵害が行われた場所は「不義遺跡」と呼ばれ、研究によると台湾全土に45カ所存在するとされています。
 

この日の開幕式に出席した文化部の丁曉菁・政務次長は、巡回展を通じて人々の歴史の記憶を記録することで、傷を癒して対立をなくし、台湾の未来国家としての発展の礎を築ければと語りました。式典には白色テロの被害者やその家族も出席しました。 
 

白色テロ被害者で、被害者を支援する団体の会長を務める劉辰旦氏は、認定されていない不義遺跡はまだ多数あると語り、今後も調査を続け、より多くの若い人々にこの歴史を知ってもらえればと訴えました。 

高雄市での展示は11月30日まで行われます。 

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