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3万年前の航海を再現 台日共同プロジェクト テスト航海実施へ

3万年前の航海を再現 台日共同プロジェクト テスト航海実施へ
日付:
2017-06-12

約3万年前に人類が台湾から沖縄に渡った航海を再現しようと、台湾と日本の専門家らによる研究プロジェクトが進められています。研究チームは2019年に東部・台東県から沖縄県与那国島への航海を目指しており、6月中旬に東部の離島、緑島へのテスト航海を実施する予定です。

同プロジェクトを実施しているのは、台湾の国立台湾史前文化博物館(史前館)と日本の国立科学博物館(科博)です。沖縄では約3万年以上前の遺跡が発見されており、台湾から海を越えて移民してきた人々が暮らしていた可能性が指摘されていますが、航海の詳細はまだ解明されていません。

今回のテスト航海では、竹筏舟が長距離航海における十分な耐久性と安定性を備えているかどうかを検証するほか、台湾東岸の海と潮の流れを体感し、与那国島への航海の際、黒潮を横断するのに必要なスピードを出せるかなどを確認するということです。船漕ぎの経験が豊富な台湾人と日本人の混成チームが漕ぎ手を務めます。 

テスト航海を前に6月5日、試作した竹筏舟「IRA号」の進水式が台湾原住民アミ族の造船工芸家LAWAIさんによって台東県内で行われました。史前館によると、舟に付けられた“IRA”とは、同族の言葉で「そこにある」という意味を表します。目的地まで無事にたどり着けるようにとの思いが込められているそうです。 

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