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先住民集落の文化遺産を守れ 台湾・屏東でイベント

先住民集落の文化遺産を守れ 台湾・屏東でイベント
日付:
2017-03-23

台湾原住民(先住民)ルカイ族の一集団、西ルカイ族の発祥地とされる旧好茶集落(好茶旧社、屏東県霧台郷)の文化遺産の保護をテーマにしたイベントが3月21日、同地で始まりました。関係者は同地に残る文化の適切な保存を呼びかけています。 

イベントは歴史的建造物や文化遺産の保存に取り組むワールド・モニュメント財団(WMF)が定めた「ウオッチ・デー」に合わせて開催されたもので、同地に残るスレート家屋(石板屋)の紹介のほか、同集落への探訪イベントなども行われています。 

旧集落の祖先は、およそ600年前にウンピョウを連れて同地に定住したと伝えられています。旧集落はオーストロネシア語族の研究上で重要視されているものの、自然災害で被災するなどしたため集団移転を余儀なくされ、2015年に緊急な対策が必要とされるWMFの建築文化遺産保護リストに登録されました。 

文化部(文化省)文化資産局の施国隆局長は、独特な建築技法で建てられたスレート家屋(石板屋)は、伝統、歴史、文化、芸術的に保存価値があると言及。県や役場、集落が一丸となって家屋の修復と専門人材の育成を進め、旧集落の遺跡とルカイ文化の継承を図り、伝統建築の美しさと生活の知恵を多くの人に伝えていくべきだと述べました。 

霧台郷の杜正吉郷長や屏東県政府の邱黄肇崇秘書長は、集落への帰宅を切望している人がいるとして、道路の復旧を急ぐ考えを示しました。 

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