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台湾から沖縄に渡った足跡探る 日台共同で3万年前の航海再現へ
日付:
2017-03-16

約3万年前に人類が台湾から沖縄に渡った足跡を探ろうと、日本と台湾の両博物館は共同で、航海を再現する研究プロジェクトに乗り出しています。今後実際に筏(いかだ)を作り、2019年にも台東県から沖縄県与那国島までの約220キロを移動したいとしています。 

近年沖縄では約3万年以上前の遺跡が相次いで見つかっていて、中国大陸と陸続きだった台湾からやって来た人々が暮らしていた可能性が高まっています。しかし、台湾と沖縄の島々は肉眼で確認できないほど遠く離れている上に黒潮の影響もあるため、航海の詳細は多くが謎に包まれたままです。

プロジェクトを共同実施するのは、日本の国立科学博物館(科博)と台湾の国立台湾史前文化博物館です。科博の海部陽介人類史研究グループ長は「どうやって(台湾から沖縄へ)行ったのか知りたい。そのために様々なことを試す」と語ります。行政院(内閣)農業委員会林務局も協力し、当時存在していたと推定される技術を用いて台湾に自生している竹や草で筏を作るとしています。 

まずは台湾原住民(先住民)のアミ族に残る竹の筏を参考に筏を作り、6月にも試験航海に挑む予定です。 

台湾史前文化博物館の張善楠館長は、「人類は移動しており、台湾から日本に渡った人がいることを日台双方の人々が知る機会になる」と話し、「意義は大きい」と期待を示しています。

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