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中央研究院、二・二八事件の新史料を年内に全て出版へ

中央研究院、二・二八事件の新史料を年内に全て出版へ
日付:
2017-03-03

中央研究院台湾史研究所が2008年4月に購入した二・二八事件と白色テロに関する史料をまとめた資料集が、年内にも全て出版される見通しとなりました。同院の黄進興副院長が2月24日、明らかにしました。

黄副院長によりますと、この新たな史料は、当時の国民党政権が二・二八事件で諜報員をどのように各地の処理委員会に忍ばせ、対象者を検挙させていたのかなどを研究する上で、新たな切り口をもたらしたといいます。 

同院は2009年に新史料を公開。同4月には専門の学者を招き、解読チームを結成していました。2015年6月には台湾史研究所が二二八事件紀念基金会と共同で「保密局台湾站二二八史料彙編」の1冊目を出版。現在までに3冊目まで発表されています。 

この日、台湾史研究所と二二八事件紀念基金会が共同で開催した学術セミナーに出席した黄副院長は、島内に住むエスニックグループ(族群)が対立や衝突を経て、現在では歩み寄り、相互理解をするまでになったことに言及し、二・二八事件の真相解明によって歴史の傷を徐々に癒していければと願いを述べました。

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