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台北の都市部に日本統治時代の坑道ひっそりと 観光地に変身へ
徳興炭坑。作業員によると坑道はコウモリのすみかになっており、手のひらサイズのコウモリが目撃されたこともあるという
日付:
2016-03-29

台北市東部の信義区は、超高層ビル「台北101」やデパートなどが立ち並び、台湾屈指の商業エリアとされています。目覚ましい発展を遂げる中心部とは対照的に、街の片隅には日本統治時代に建設された2本の坑道が今でも残されています。

日本統治時代、台北は石炭の重要な産地でした。台北101の南東約2キロに位置する「徳興炭坑」では、長年の経過により出来た長さ約5センチの鍾乳石も見られます。坑道は登山者に人気の象山までつながっていて、かつては地域の子供たちの冒険基地になっていたそうです。しかし現在は安全性を確保するため、入口から30 メートルの地点に柵が設置され、その先には入れないようになっています。

坑道では工務局大地工程処によって整備工事が進められています。工事は来年2月に完了する予定で、その後は近隣の古道と合わせ、小旅行が楽しめるスポットとして一般開放されます。

もう一つの坑道は、徳興炭坑から約4キロ離れたところにあります。かつて「和興炭坑」と呼ばれたこの場所は昨年末、観光スポットとして新たな姿に生まれ変わりました。ここでは炭鉱の歴史や文化などを学び、同地域のかつての姿をかいま見ることができます。

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